巻き石工事の工法の違い

当社巻き石工事
Ⅰの方法(上の図)
 巻石を伏せたあと、石とコンクリートが一体になるように石に加工をしてから
 中のコンクリートを流し込みます。コンクリートが固まると石は、ずれません。(当社はⅠです。)
Ⅱの方法(下の図2つ)


他社巻き石工事1
Ⅱの方法は、上の図の様に、先に巻石内部となるコンクリまで施工して
そのコンクリが完成後下の図の様に、その凸状(島状)の周りに石を巻いていく方法です。
他社巻き石工事2
Ⅰの施工方法のメリットは
  巻石と巻石内部のコンクリが一体となり、巻石と巻石の合わせ箇所が開きにくい。
     (凍結の影響少)
Ⅰの施工方法のデメリットは
  施工期間が長くなる。施工に時間が掛かる。(石工事でもコンクリ打設、基礎の技術が必要。)
  ①ベース基礎コンクリが完成→
  ②巻石工事(巻石を伏せ、コンクリと一体となるように加工し巻石内部にコンクリを流し込む。)
  ③本体石工事。 (②と③が石工事、②と③は別工程、別日程となる。その分時間がかかる。)
Ⅱの施工方法のメリットは
 施工期間が短くできる。施工管理が簡単。(基礎班、石工事班とはっきり区別できる。) 
  ①ベース基礎コンクリ完成、巻石内部コンクリ設置完成→
  ②巻石工事と本体工事
     (巻石を設置し、巻石と島の隙間を埋めてお墓本体工事。石工事は②のみ。)
Ⅱのデメリットは
 
 時間が経つにつれて、巻石の口が開く可能性がⅠよりも高い。
 巻石と巻石の縦方向の合わせ口からエフロが出やすい。
※当社はⅠの施工方法です。
お墓の大越仏壇