仏壇製造・修理 仏壇工房

解体・木地
お仏壇の木地を製作・調製する工程です。最近は、修復が多くなっていますので木地の修理、補充、再調整もこの工程で行っています。お仏壇には数百枚という沢山の金具が打ち付けてあります。お仏壇を解体した後、その金具を一枚一枚外して色付け又は金メッキを施します。

荒研ぎ 下地 下研ぎ
古いお仏壇の中には砥の粉地、胡粉下地の場合が多くあります。この場合はその下地をできるだけ除去します。 除去しないで新たに塗りを施すと、剥離が発生する可能性があります。荒研ぎを経て下地、下研ぎを施します。

塗り工程
下研ぎが終わると中塗り、中研ぎ、上塗り工程になります。

箔押し
宮殿、扉、彫り物、お仏壇内部の側板、鏡板(向板)などに金箔を施します。金箔の厚みは1万分の1ミリという薄いものです。彫物には筆を使って、平物には竹バサミを使って丹念に一枚一枚金箔を押していきます。もちろん金箔は金沢製を使っています。

