先祖代々お守りされてきたお仏壇を、弊社の工房で修復させて頂きます。
100年以上たったお仏壇も、当時の輝きをよみがえらせることができます。
工房見学も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
点検・解体
まず始めに、構造を確認してから解体に入ります。
一つ一つの部品を丁寧に解体していきます。
木地や金具の総数は600点以上になります。
木地の確認
一見するとまだきれいなお仏壇でも、
虫に食べられてしまっている場合があります。
解体をして木地に虫が入っていないか、また木地がひび割れていたり、
反りかえっていないか等を確認します。
傷んでいた木地は新しく作り直します。
荒研ぎ・下地・下研ぎ
古いお仏壇の中には砥の粉地、胡粉下地の場合が多くあります。
この場合はその下地をできるだけ除去します。
除去しないで新たに塗りを施すと、
剥離が発生する可能性があります。
荒研ぎを経て下地、下研ぎを施します。
塗り工程
下研ぎが終わると中塗り、中研ぎ、上塗り工程になります。
木地の木目が出ないようにヤニ止めをした後、何度も塗りと研ぎを交互に行うことで、生地の表面を滑らかに仕上げていきます。
繊細な箔押し動画
宮殿、扉、彫り物、
お仏壇内部の側板、鏡板(向板)などに金箔を施します。
金箔の厚みは1万分の1ミリという薄いものです。
彫物には筆を使って、平物には竹バサミを使って丹念に
一枚一枚金箔を押していきます。もちろん金箔は金沢製を使っています。
箔押しは非常に繊細な技術が求められます。
職人さんの仕事を動画で紹介しているので、是非ご覧ください。
部品の組立
各工程を経た部品を組上げていきます。
色付け・金メッキを施した金具を慎重に、
柱、扉、宮殿などに打ち付けていきます。
その金具を打ち付けた部品と金箔を施した部品を組上げてお仏壇は完成します。
仏壇工房見学の動画
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※動画再生時、音がでます。
仏壇修復例
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