金箔の良し悪し、どう見るの?

金箔の良し悪しは、金の純度と製法・職人さんの技術によりランク分けできます。

1・製法としては
①“縁付け”②“断ち切り” →“縁付け”が上物です。
最近では断ち切りが主流となっています。

2・箔打技法としては
金箔に小さい穴が開いている物は、扉内側など平物の金箔として使えません。
穴の少ないものが上物です。

3・材料の質としては
赤みのある金箔は上物、青みのある金箔は並ものといってもよいでしょう。

4号→ 3号→ 2号→ 1号→ 5毛という順番で上物になります。
これはお仏壇をお選びになるときのポイントになります。
一般的なお仏壇には4号から2号が主に使われています。
富山仏壇、金沢仏壇では4号~1号、上物は5毛箔を使います。
箔にもこだわるのは、金箔の産地北陸地区の特長です。

金沢から金箔を仕入れている
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