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大越新聞 No.02(2018年01月号)
発行:株式会社大越仏壇
住所:富山県高岡市福岡町下老子736番地
電話:本社(0766)64-4070
本店(0766)64-3315
仏壇文化知りたい 文化人類学者:ハンナ・グルードさん来社
メルボルン大学で『供養と物質文化』について研究されているオーストラリア人の文化人類学者ハンナ・グルードさんが十一月十七日から二十八日のうち五日間の予定で、大越仏壇に来社されました。ハンナさんは東京・大阪で都市圏の仏壇文化について学ばれた後、地方での供養のカタチや物の文化について調査するために北陸地方を訪れたとのことです。
「東京では八割の家庭が現代型の仏壇だったので、日本の仏壇文化は変化したと発表したかった。けれど富山にはまだ金仏壇や大きな仏壇がある。地方には昔ながらの文化が残っている。」と語るハンナさん。「北陸は職人のエリア」とも。物の文化・物質文化を研究されているので、職人さんの目線から仏壇文化を研究できることが新鮮だったようです。
当社の工場では、金箔を仏像に押す体験をされました。薄くて扱いが難しい金箔には相当苦戦されたようですが、美しい仕上がりにニッコリ。金沢では木から彫刻刀で仏像を彫り出す体験をされたりと積極的に「もの」づくりに挑戦されており、また一つ研究の参考になる部分があったのではないでしょうか。
その他にも、地域のお寺様を訪問して『物と宗教の関係』について取材をされました。南砺市(旧城端町)の瑞泉寺様、金沢市二俣の本泉寺様にご協力を頂きました。北陸地域における寺院の役割と現状、これからの課題についてじっくりとお話されたハンナさん。「現代社会の問題に、お寺がどう関わっていくのか考えていることが分かりました。オーストラリアに伝わった仏教と日本に伝わった仏教はルーツが異なるので、寺院の姿も全然違いますね。」
仏壇は大切なメディア
「実は仏壇文化には本格的な先行研究がないのです。日本人にとっては当たり前のことだから研究対象にならなかったのかも(笑)」お母様の影響で御自身も仏教徒であるハンナさんは、供養と物質文化』を研究テーマに選んだ理由をこう振り返ります。「( 仏壇について) 学者としての興味があったのは勿論ですが、個人的な問題も関係しているんです。私の夫は日本人で、今はメルボルンで一緒に暮らしているのですが、夫の実家の仏壇をどうやって受け継いでいこうか迷っています。オーストラリアまで運ぶのは大変ですからね。」今後はしばらく日本で研究をした後、博士号を取るためにメルボルンに戻って論文を仕上げるのだというハンナさん。日本人よりも仏壇に研究熱心で何事にも積極的な姿に強く心を打たれました。
(文 本店営業部 塩田)法話会:これまでに法話いただいたお寺様・講師の方々
おかげさまで平成29年の9月で20回目の開催となりました。
ご法話いただいたお寺様、講師の皆様方、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。
第 1回 2011/04/09 明厳寺(氷見)浄土真宗本願寺派 寺西良夫 様
第 2回 2011/07/09 明善寺衆徒(氷見)浄土真宗本願寺派 宮木美弥子 様
第 3回 2011/09/23 法縁寺(砺波)真宗大谷派 稲垣一映 様
第 4回 2012/04/21 明厳寺(氷見)浄土真宗本願寺派 寺西良夫 様
第 5回 2012/07/07 浄秀寺(石川)真宗大谷派 藤原千佳子 様
第 6回 2012/10/13 光照寺(射水)浄土真宗本願寺派 公文名眞 様
第 7回 2013/04/20 称念寺(南砺)浄土真宗本願寺派 長谷川慶治 様
第 8回 2013/07/20 明厳寺(氷見)浄土真宗本願寺派 寺西良夫 様
第 9回 2013/10/12 常尊寺(氷見)浄土真宗本願寺派 段證武邦 様
第10回 2014/04/12 願称寺(小矢部)浄土真宗本願寺派 津山玄亮 様
第11回 2014/07/05 円通寺(高岡)真宗大谷派 清水勝隆 様
第12回 2014/10/04 真教寺(南砺)真宗大谷派 馬川透流 様
第13回 2015/04/18 浄教寺(南砺)真宗大谷派 高瀬顕正 様
第14回 2015/07/11 光覚寺(射水)浄土真宗本願寺派 青雲乗英 様
第15回 2015/10/10 長福寺(氷見)浄土真宗本願寺派 北鹿渡文照 様
第16回 2016/04/09 瑞泉寺(南砺)浄土真宗本願寺派 杉谷淳志 様
第17回 2016/07/09 教願寺(高岡)浄土真宗本願寺派 岡西法英 様
第18回 2016/100/8 覚円寺(射水)浄土真宗本願寺派 青木哲隆 様
第19回 2017/04/22 浄教寺(小矢部)浄土真宗本願寺派 立川証 様
第20回 2017/09/16 顕証寺(高岡)真宗大谷派 現影顕正 様
圓光寺様(えんこうじ)での出張金箔体験
平成二十九年十二月二十七日
南砺市( 旧井波町) にある浄土真宗本願寺派龍尾山圓光寺様で行われた子供会にて、出張金箔体験をさせていただきました。圓光寺様での子供会は今回が三回目。スタッフ二名と、来年度入社予定の学生さん三名でお伺いしました。金箔体験とは、箸にカラーの箔で模様をつけたあとに、金沢金箔を押して、オリジナルのマイ箸を作るものです。当社では、幅広い年代の方々に楽しんでいただいている体験イベントです。糊を付けた箸にカラー箔をまぶし、その上に金箔を巻きつけます。金箔を押して箸に接着させたあと、余分な金箔を落とすとカラー箔が模様として浮き上がり、オリジナルマイ箸の出来上がりです。
当日は、本堂内で宿題をしたりゲームをしたりと、子供たちが楽しんでいる様子を見学し、その後、大人も混ざる形で行いました。非常に薄くて扱いにくい金箔ですが、皆さん上手に押しておられました。
金箔は一万分の一ミリという薄さで、非常に扱いにくいものです。ですが、ヒラヒラと飛んでいくこともなく、皆さん上手に押しておられました。余分な金箔を落とすと、カラー箔(青・赤・ピンク・緑など)の部分が模様として浮き上がり、美しい金箔模様の箸に仕上がりました。いろいろな世代の方にご参加いただき、世代間の交流も楽しみのひとつです。
参加された皆さんからお喜びの声をたくさん頂き、たいへん嬉しく思いました。
(文 本店営業部 塩田)
金箔押し体験
塗箸に金箔を押し「豪華なお箸」の製作を体験できます。年齢、性別問わず、どなたでもお楽しみいただけます。
◆体験料金 お一人様一回/ 五百円
◆所要時間 二十分程度
◆場所 大越仏壇本店
出張体験も承っておりますので、是非チャレンジしてみたいという方はお気軽にご連絡下さいませ。
金箔押し体験についてのお問い合わせ・ご予約は
大越仏壇本店
電話 0766ー64-3315 まで
企業(工房)見学「富大生来社」
富大生来社
平成29年12月16日と平成30年1月6日の両日、
午前・午後と分散し、
富山大学の学生が延べ125人企業見学(工房見学) に来社しました。
まず金箔体験室に入室し、
① 法話会
② 花まつり
③ 寺子屋
④ 寺コン 等のイベントや業務内容の説明を行いました。
特に、④ の寺コンについては「オー」という感嘆の声も。
③ の寺子屋は「富山大学の先生の助言を頂きながら『CSV』(創造・共有・価値)という考え方で事業展開をしています」と話すと、「ウン、ウン、ウン」と頷く学生も数名。やはり同じ大学の名前を出すと、興味を持って聴いてくれている様子でした。
ひと通りの説明後、いよいよ「金箔体験」です。
皆さんこだわりを持って製作に取り組んでいる様子で、小学生の金箔体験所要時間よりも5分は長い感覚でした。
次に回向堂(えこうどう)です。
まず「阿弥陀立像図」(あみだりつぞうず)を見て感嘆の声。作者の「笠原輝芳」(かさはらてるよし)先生の紹介と「聖徳太子」の関係等を説明・案内すると、同じ49歳で亡くなられた「縁」にまた感嘆。その後、5階の天界ドームへ。5階の階段の絨毯と、ドーム下の絨毯の色の違いについて「これが神棚の『雲』につながるのですよ」と説明すると、興味深げに感心する学生さんも。
日本の伝統文化の代表である仏壇、墓石、神棚等の知識を小さい頃から教わる機会がなく、また祖父や祖母と同居しない核家族化の影響もあるのか、学生さんからはあまりピンときていない様子も伺えましたが、最後に本店展示場にて、新作のおりんを説明させて頂くと、最新の仏具に時代の変化を感じたのか、音を鳴らしてみたりと、興味を持って貰えたのかな、との印象を受けました。最後は、帰りまでの無事を祈って、対応した社員全員で見送りました。
(文 本社総務部 堺谷)▼大越新聞:本店
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