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大越新聞 No.05(2019年03月号)
発行:株式会社大越仏壇 編集者:塩田 |
平成二十九年に当社と一緒に寺子屋を運営した、射水市朴木の覚円寺様が、昨年第二回目の寺子屋を開催されました。
その時の思いについて、覚円寺の住職にご寄稿いただきました。
「みんなのお寺・あなたのお寺」を目指して
一昨年、大越仏壇さんのご協力により、夏休みに寺子屋を開催させていただきました。お喜びの声をいただいたので、毎年必ず開催しようと決意しました。しかし怠け者の性分が出て、中々重い腰が上がらずに7月に突入したある日、「今年は寺子屋ないんですか?」と一本の電話がかかってきました。その2日後、今度はインターホンが鳴って出ていくと「寺子屋に参加したいのですが…」と、わざわざ寺を訪ねてくださる方もいました。
うれしかったです。親御さんの方から、催促いただいたことは意外でした。重い腰がすぐに上がり慌てて取り掛かって、ご案内を致しました。当日も多数の参加があり、帰りに子どもさんに封筒をお渡ししました。その中に、寺の便りや寺子屋の開催にあたっての想い、写真を送るためにメールアドレスなどを書いておきました。たくさんの親御さんが、メールにご連絡をくださって繋がることもできました。
子どもたちの中には、いじめ・貧困・人間関係・親子関係など、誰にも言えない悩みを抱え込んでいる子がいることでしょう。大人だってそうです。「お寺に行けば、話を聞いてくれる人がいる」。おこがましい限りではありますが、そのような人たちの「居場所」でありたいと思います。しかし、私が話を聞くには限界がありますし、おそらく悩みに応えることはできないでしょう。でも、「阿弥陀さま」がご一緒です。阿弥陀さまに聞き、阿弥陀さまに訪ねていただく。その関係を繋ぐのが、寺を預からせていただく者の役割ではないかと思います。
子どもさんが楽しめるだけでなく、親御さんにも必要としていただいたということに感動しました。世代を越えて、お寺が地域の人たちの「居場所」になる、それが当たり前になるような明るい未来になってほしいと思います。
長朔寺様 ピアノ演奏会と腕輪念珠体験の集い
二月二十四日に行われた長朔寺様(射水市中新湊)の釈尊涅槃法要並びに、大般若祈祷法要で、約一時間、演奏会と腕輪念珠体験を開催させていただきました。
プログラムには「春がきた」「朧月夜」など、馴染み深い曲の他に、曹洞宗の仏教讃歌である、梅花流御和讃を二唄盛り込み、演奏担当の川口が約2か月間、専用の楽器をお借りして和讃の練習に励みました。「若い声で歌う和讃が新鮮だった」とお客様から嬉しい感想をいただき、今後の励みになりました。
当日は小さなお子様もお寺に来てくださり腕輪念珠体験も大変お喜びいただけました。子供も大人も、石の説明を読みながら真剣に玉を選び、思いを込めて作っていらっしゃいました。いつまでもこの日の想いを大切に、心にしまっていただけることを願っています。(川口)
お知らせ
第二十三回法話会&花まつりを開催します
平成三十一年四月十三日(土)午前十時から十一時四十分まで、高岡市福岡町の本社にて法話会と花まつりを開催します。法話会の布教師は、南砺市福野の栗山宣雄師です。法話の講題は「お念仏をより所にする生き方」です。▼大越新聞:本店
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